2006年 02月 11日
パウエル・クワック
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しかし、この専用グラス気になりますよね?・・・ね?
ベルギービールのグラスの中でも、ひと際目を引く不思議な形。
では今日はそんな皆の気になるパウエル・クワックのお話おはなし~。
むか~し、むかし、東フランダース州に馬車宿兼レストランを営む
パウエル・クワックという男がおりました。
クワックは宿屋の傍らビールを醸造していました。
彼は宿屋や休憩に立ち寄るお客さんにビールを振る舞いました。
しかし、馬の上でビールを飲もうとしたその時!
馬が暴れだしてしまい、グラスはひっくり返り、
ビールが溢れてしまいました・・。
そこでクワックはどうしたら良いのか悩みました。
「そうだ!グラスから手を離せないように取ってを付け底を平らにすれば良いだ!!」
こうしてクワックは、あぶみの上でもゆっくり飲めるように
平らな底の取ってつきグラスを作ったのです。
クワックはそのグラスにビールを注ぎ、皆に気前良く振舞いました。
クワックとは「気前の良い男」という意味があるそうな・・・。
っはい。そんなわけで、昔話風にお送りいたしました。
因みにその後宿屋兼レストラン、ビールは無くなってしまったのですが
ボステールス醸造所がこのグラスと共に復活させました。
台ごと飲む時は両手をそえて飲むので飲む姿がチョット可愛いです(*´д`*)
あまり勢いをつけて飲むと「っゴボッ」っとなるのでお気をつけ下さいませ・・・。
by beercafemomo
| 2006-02-11 00:58
| ベルギービール